310日後にMacBook Air(M1, 2020)を購入したアラサー(後編)

前回投稿したM1Airのレビュー記事の後編である。
専門家のように「ベンチマークスコアがうんぬん」だの「内蔵部品の性能がどうこう」だの語るだけの知識は残念ながら持ち合わせてはいないため、ここでは購入から1ヶ月が経過して普段使いの中で良いなと思った点を中心に伝えることとしたい。

1.バッテリーについて
ZoomやGoogle Meetsでビデオ通話をした際にバッテリーの消費具合が格段に変わったなと感じることが多い。スクリーンショット等による記録を取り忘れてしまったため、あくまでも記憶の範囲内では以下の消費具合であった。

【4時間Zoomでオンライン通話をした際のバッテリーの消費量】
2015Pro:100%→35%
M1Air:100%→80%

また、ビデオ通話終了後における本体の発熱も2015Proでは当たり前になっていたのがM1Airでは全く感じられず使用前と変わらずヒンヤリ感があるようなないようなといったところで改めてM1チップのバッテリー消費設計の完成度に驚くばかりであった。

2.キーボードの打鍵感について
元々2015Proのキーボードの打ちやすさもかなり気に入っていたが、M1Airに変えてからより軽く打ちやすさが増したと感じている。(現在はブログ更新の時くらいだが)長時間タイピングしても全く疲れないし、いつまでもタイプしていたいくらいの気持ちになってしまう。
※力の加減で調子に乗るとタイプ音が大きくなりやすいので外で作業する際は以前より気を遣うようになった。

3.携行性について
ProからAirに乗り換えたい理由としてより軽い本体モデルにしたいという話は前回のブログで説明した通りであるが、実際に鞄に入れて持ち歩いたところ、その差は歴然であった。
少し話がそれてしまうが、今年の6月に異動があり勤務時は自席と窓口の往復になってしまった。
昨年と同じペースで外出勤務があればより活躍の場面が増えたと考えると少々残念である。

※持ち運びがしやすくなっても結局やることは変わらないという一例である。

4.とにかく動作が速い
Touch ID認証してデスクトップ画面に行くまでの動作が速い。
SafariTwitterアプリとLINEを一度に開いて反復横跳びしていても速い。
Googleドライブから落としたPDFを開くまでも速い。
要はなんでも速い。使っているこっちが取り残されそうである(大袈裟)

5.総評
普段使いのあちこちで些細なところから目立つところまで驚きの連続であった。
5年ぶりの新モデルの買い替えということもあり、5年でここまで進化するものなのかとふとした時にしみじみ感じてしまう。
メモリもストレージも十分すぎる程積んだこのM1Airと末長く付き合っていきたいと思うと同時に、より使いこなせるような新たなアクティビティも見つけたいと思う今日このごろであった。

6.おまけ
今回の記事を書き上げる前にAppleイベントが開催され、新型のMacBook Proが発表された。

自分もリアルタイムで視聴しながら新チップの性能や機能面などの更なる進化ぶりに驚く一方で手持ちのM1Airと比較しながら今後の棲み分けはどうなっていくのかぼんやりと考えていた。
個人的な意見として、これから初めてMacを手にしようと思った際にM1Airはエントリーモデルとして最適だし、そしてエントリーモデルとして使用するにはお釣りがくるほどの贅沢な性能を備えたモデルであると考えている。
初めて手にするMacがどれをとっても申し分ない性能であることを5年前の自分が知ったらさぞ羨むに違いないだろうな、と思ったりもした。
今後出てくるレビュー記事もそれとなく気にしつつ、今は自分にとって最強のこのモデルを大事にしていきたい。